曲げわっぱができるまで
<曲げわっぱ側面>
木の厚みを揃える
(Cohana『曲げわっぱの道具箱』は厚さ8mm)
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端をカットし、幅を揃えていく
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表面を削り、きれいに仕上げる
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端に溝を付ける。(底板をはめる部分になる)
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板の両端を薄く削る。
(側面を曲げたときの重なりの部分をほかと同じ厚みにするため)
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ステンレス製の大きな鍋に一晩漬け、
その後30分煮込み、型を使って何度かに分けて曲げていく。
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乾燥機を使い、丸一日かけて乾燥させていく。
(この工程は、別の場所でされているそうで、今回は見ることができませんでした。)
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<曲げわっぱ底面>
丸型のものは正円にカットする。
この機械は、木を丸型に切るためのもの。草刈さんの自作。
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微調整をして側面にはめ込めば、曲げわっぱの底側が完成。
言うのは簡単ですが、底板がぴったりはまるという技術がすばらしい。
すべての工程が、集中力と細かい技術。
同じ工程で、フタも作るので手間ひまはさらに倍以上です。
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Cohanaの『曲げわっぱの道具箱』は、ロゴの焼印を押し、
さらに別の工房で製作した「天板」と「刺しゅう枠」を取り付けて完成します。
愛用品を見せてください
手袋
削るときも、切るときも、運ぶときも。
“やっかい”な木と向き合う必需品。